私の母が、足の具合が悪くて入院中なんです。
今月初め、詳しい検査のために大きな病院に行ったら、その場で入院となりました。
その2週間後、実家の高齢猫ベルが亡くなりました。*以前、ベルを紹介したものはこちら
前日に立派なウンチをして夜ゴハンも食べて、いつものように父を寝かしつけてから部屋を出たそうです。
翌朝、父の書斎の椅子の上で、眠るように横たわっていたベル。
その日の夕方には、姉と私が都内の実家に駆けつけました。
父が車でベルを母の病院まで運び、母を車椅子で病院玄関先まで連れて行き、お別れをしてもらいました。
母は気丈に振る舞っていましたが、もちろんショックだったと思います。
とは言っても、人間の都合なんて猫にわかる筈がありません。
ベルにしてみたら、ある日突然、母の姿が見えなくなったんだもんね。
母の帰りを待ちくたびれちゃったのかな・・・
まぁ、20年間、大きな病気もせず、よく生きてくれました。
10/18、お気に入りのブランケットの上に寝かせてお別れを |
かつて世田谷の二子玉川にあったテーマパーク「ねこたま」ミニ里親会で、母と私が出会った男の子でした。
母にベッタリの甘えん坊さん。
今でも不思議なのは、私が結婚して家を出る前夜、朝まで一緒にベッドにいてくれたこと。
大騒ぎで支度していた訳ではないんですけどねぇ。
結婚後、爪切りの苦手な母に頼まれて、爪切りの得意な夫がベルの爪切り担当に。
2014年12月、まだまだ元気にも見えたけどね |
ここ数年は年老いていく様子に、実家に帰る度「あと何回、ベルに会えるかな」と考えていました。
でも、まさかあんな巨体(6キロ)のまま独りで逝っちゃうなんて・・・
私が実家にいた頃、精神的に参っていて一番辛かった時にそばにいてくれた猫です。
家族になってくれてありがとうね、ベル。
引き続き、ウチら家族を見守っててちょうだいな!! |