会場は、川崎市高津区溝口にある保護猫カフェ「猫式」
ここの猫さんたちはノンビリして落ち着いています |
先ずは、里親募集型の猫カフェ「猫式-ねこしき-」のご紹介から。
各地で保護された猫たちが里親さんとの出会いを待ちながら、ここで過ごしています。
店内はシンプルでセンスが良く、窓も大きく明るい雰囲気。
豪華な設備はありませんが、ソファには爪研ぎの跡がバッチリあったりと、猫と暮らすお部屋そのもの。
猫を家族として迎えることを考えるなら、保護猫カフェへ出掛けるのも良いかもしれません。
猫式には猫雑貨コーナーもあり、ハンドメイドの作品等、品揃えが豊富。
きっと楽しいですよ♪(私は見る暇が無くて悔しい〜〜〜)
す、すごいなこのコ・・・開場しても寝てるよ〜 |
ねりまねこさんは、東京都練馬区で行政と協働の地域猫活動をなさっています。
元々は練馬区の地域猫推進ボランティアだったご夫婦が昨年春にNPO法人を立ち上げられ、
その業界では非常に有名なお二人なのです。
猫式の所在地である、川崎市役所と高津区役所のイケメン職員さんも出席されました。
猫式さんのブログに、当日の様子が掲載されています。
http://ameblo.jp/neko-shiki/entry-12055325957.html
左は地域猫活動のフリーマガジン、練馬区ねりまねこが取り上げられています |
ところで、「地域猫活動」ってなに?、と思う方もいるでしょう。
簡単に言えば、野良猫をこれ以上増えないように地域で飼養管理することです。
以下、ねりまねこパンフレットより抜粋
私達は、飼い主のいない猫の対策を行っています。
飼い主のいない猫が増えると、糞尿、鳴き声、爪とぎなど、様々な問題が起こります。
これらの問題を「地域の環境問題」として捉え、地域住民・ボランティア・行政の三者が協力し、
人と猫が共存する暮らしやすいまちづくりを目指すのが、地域猫活動です。
具体的には、
・不妊手術(TNR)により、猫が増えないようにする。
・ルール・マナーを守った餌の与え方で、近隣地域から猫を集めないようにする。
・猫トイレを設置し、糞尿の被害を減らす。
やるべきことは単純なのですが、この態勢を整える方が難しいのでは・・・?
なんて、私なんかは思ってしまいます。
でも、お話を聞いているうちに、自分の勘違いや細かいことを考え過ぎていることに気付きました。
「野良猫問題」ではなく「地域の環境問題」としてシンプルに考えればいいんだ!
猫好きな人、猫嫌いな人、どちらでもない人も、より良い環境になれば嬉しいですもんね。
一方向からの見方をしない、コレ、すごく大事。
自分ではわかっているつもりでも、うっかりしてズレた視点で動いてしまう可能性があるかも。
特に、私のような時々保護したりするヒトが陥りがちなポイントのような気がする〜(汗)
後半は、参加者からの質問など、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
久しぶりに中身のある、充実した時間を過ごせました。
あっという間の2時間でしたが・・・正直、もっとお話を伺いたかったです。
ねりまねこさんご夫妻はごく普通の感覚をお持ちで、恐らくどんな状況でもどんな相手でも、
冷静にきちんと対話ができる方々だと感じました。
勤め人でもあるお二人は睡眠時間が無い程お忙しいはずなのですが、疲れを全く見せず、
座談会の後のカレーランチでも気さくにお喋りしてくださいました。
本当にありがとうございました!
ねりまねこさんのブログ
http://ameblo.jp/nerimaneko/page-4.html
http://ameblo.jp/nerimaneko/page-3.html
こうして、ずーっとモヤモヤしていた私の気持ちはスッキリ明るくなったのでした♪
さて、これから何ができるかなぁ?!
座談会が終わって猫たちも開放感バリバリ〜 |