2021年6月15日火曜日

ニューロパチー:末梢神経疾患 その2

とうじろうに異変があった翌日は、いつも通り食欲があり、トイレもちゃんとできていました。

後ろ足を引きずるようにしながらも、段差のある所へ上り、本猫も気にしていないように見えました。

捻挫ならどちらの足だろう?腫れてる部分があるかな・・・と観察してみたものの、よくわかりません。

とうじろうは随分慣れたとはいえ、人の手を嫌がるタイプで触って確かめることもできません。

唯一、カシャブンのような紐オモチャで遊ぶ時は、本ニャン夢中で触り放題でしたが(笑)


みんにゃ大好きカシャブン♪


とうじろうも大ハッスル!

ネットで色々調べているうちに、「これは捻挫じゃない、下半身麻痺だ!」と考えが変わりました。

同時に食欲が落ち、トイレの回数も減ってきたので、S動物病院に相談。

すぐ連れてくるように言われ、猫トンネルの中で粗相して固まっていた本猫を病院へ。  

触診では、後ろ足の反応が鈍く、大きな痛みがあるような様子は見られず。

時間が遅かったこともあり、翌日に改めて血液検査やレントゲン検査等を受けました。

その結果、レントゲン撮影で腰椎欠損ということが判明。

7本あるはずの腰椎が6本しかない・・・先生が写真で数えながら説明してくださいました。

この腰椎欠損、日本の猫の3割にあると云われるそうです。

日常生活で問題が生じることは少なく、他の病気や怪我をした際にレントゲンで見つかるケースがあるとか。

とうじろうの後ろ足も腰椎が足りない影響があるのかもしれない。

そこで、痛み止めで様子を見ることになりました。

その他に、ゴハンはほとんど受け付けなかったので皮下輸液(点滴)、

排尿ができずに尿毒症になる不安もあり、カテーテルで尿を取ってもらいました。

とうじろうの急変にパニックになりかかった私ですが、病院の親身な対応に助けられ、

気持ちが少し落ち着いたのでした。

(つづく)

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